人形劇団プーク
「エルマーのぼうけん」
公演が開催されます。
ぜひ皆様お誘いあわせの上、観にきてくださいね!!
映画「エルマーのぼうけん」をご覧になった方もあるかもしれませんが、原作はR.S.ガネットの児童書です。
児童向けファンタジーの傑作であるこの本は、既に出版されてから40年以上になり、今も変わらず世界中の子供たちに愛読され、夢を与え続けています。
日本では福音館書店から全3冊(エルマーのぼうけん、エルマーとりゅう、エルマーと16ひきのりゅう)刊行されており、新版になってから既に100刷を
超えています。ちなみに、挿絵を書いているルース・クリスマン・ガネットは、小説を書いているルース・スタイルス・
ガネットの母親で、当時かなり著名な挿絵画家であったそうです。
<エルマーのぼうけん>
9歳の男の子、エルマー・エレベーターは、ある日、拾った年寄りの野良猫から、「どうぶつ島」に捕らわれ、乱暴に使役されているりゅうの子供の事を聞きます。りゅうを気の毒に思ったエルマーは、いくつかのアイテムを買い整えて貨物船に密航し、どうぶつ島にりゅうの仔を助けに向かいます。
ここでエルマーが持って行った物、これが物語の面白さを盛り上げます。リボンとブラシ、歯磨き粉、棒つきキャンデー、チューインガム、虫眼鏡・・・。どう考えても役に立ちそうもないも
のばかりですが、エルマーはこれらのアイテムと機転を使って、次々とピンチを切り抜けていきます。
そうしたエピソードの愉快なこと!物語が進むうちに、誰もがつい引き込まれてしまうことでしょう。
そうして、ハラハラ・ドキドキの冒険の果て、ついにエルマーはりゅうの仔を救い出し、その背に乗ってどうぶつ島を
後にするのでした。