東京２３区内保育行政比較

!!情報量が多いので順次追加していきます。また見に来てね！！(表示フォントはあまり大きくしない事をお薦めします）

• 1999年５月東京都福祉局子ども家庭部子育て推進課編集・東京都政策報道室都民の声部情報公開課発行「データで見る東京の保育」記載データを転載しています
  
• 認可保育園（公立＋私立）で比較したデータです。無認可私立保育園は含まれておりません。
• 保育所普及率、待機率、延長保育実施率など、比率でみると江戸川区は何をとっても２３区平均以上のものがありません。しかもどれも下の方です。

  江戸川区がよくアピールしている福祉充実の中に、”保育政策の充実”は全く加味されていません。”小さい子を抱える働く親に冷たーい”江戸川区政ということが下表を比べればよく判ります。

  
  

１．保育所数、定員、普及率、入所児童数、入所率

• 以下の普及率は保育所普及率を表しています。定員総数／０−５歳人口です。
• 以下の入所率は保育所入所率を表しています。入所児童数／定員総数です。
• 保育園普及率からみると江戸川区は、２３区中２１位と下から３番目に悪いです。ちなみに１位は中央区、２位は墨田区と続きます。

２.年齢別待機児童数・待機率

• 待機率＝待機児童数／入所児童数×１００％
• 待機率を４月でみると特に高いのは世田谷区です。１．の保育所普及率も２３区最低だったので関連が高いです。しかし１０月でみると最低は足立区となります。江戸川区は４月で１７位、１０月で１９位とやはり待機率が高い方です。
• また、特に江戸川区は０歳児の待機児童率が６４．９％と２３区で飛び抜けて悪く、もちろん２３区中２３位。他の年齢でも２３区平均を上回るものはありません。
  

３.０歳児保育受入園数・実施数、閉園時間別園数、延長保育実施園数

• ９８年４月現在の０歳児保育の状況です。
• ０歳児保育実施率＝受入園数÷１．の保育所数×１００％です。
• 江戸川区は０歳児人口は２３区で一番高いですが、その取り扱い定員は保育ママ取り扱い定員を含めても大田区、練馬区などに劣ることがわかります。
• Ａ−Ｂが江戸川区だけ−なのは０歳児定員が１歳児定員に食われているからだと思いますが、詳細不明です。誰か知っている人教えてね！！
• 延長保育園数については９８年の補助対象園を記載しています。
• 豊島区、台東区、新宿区には夜８時以降も開いている認可園があります。^o^/
• 延長保育実施率＝受入園数÷１．の保育所数×１００％です。
• 江戸川区の延長保育実施率は１６％と、２３区中２１位という低さです。１位は文京区８１％２３区平均は３７％です。東京都内では多摩市１００％、武蔵野市９２％と更に高いところもあります。

４.保育室・家庭福祉員・学童クラブ・その他保育サービス・一時保育実施場所

• 保育室・家庭福祉員は区市町村単独事業は含まれておりません。
• 他区では延長保育を補完する意味で延長保育ママ制度をとっているところもあります。現在江戸川区保育助成係では「保育ママは主婦の皆さんなので都合がある」と夕方以降は預かってくれないのは当たり前という対応を窓口でされています。しかも自分の管轄なのに親と保育ママの間で問題が起っても”当事者間で対応してください”としか言いません。
  保育ママさんのところにシッターさんにお迎えに行ってもらい夕方以降を対応しているという親もいます。江戸川区でも他区の良い制度は見習って取り入れて欲しいものですね。（悪いところは見習わなくてよいですよー。念の為^^;）そうすれば親は二重保育する必要がなくなり子ども自身も負担が減ります。
• 児童数が区内トップにしては少ない＆５時までしか(!!)開いていない学童クラブも改善して欲しいですね。
• 参考：東京都内でショートステイ事業などを行っている自治体です。

  	実施内容	実施しているところ('98)
  母子生活支援施設 児童擁護施設	ショートステイ事業（宿泊） 保護者の病気や出張などの時に７日程度まで終日預かる	目黒区　大田区　世田谷区　中野区　杉並区　板橋区　練馬区　三鷹市　青梅市　府中市　調布市　保谷市　羽村市
  	トワイライトステイ事業（夜間） 保護者の仕事が恒常的に夜間にわたっている場合に夜１０時まで預かる	大田区　世田谷区　板橋区　府中市
  相互援助型	ファミリーサポートセンター 預けたい者・預かりたい者からなる会員組織 会員間で育児の援助活動を行う	目黒区　豊島区　板橋区　足立区　八王子市　羽村市