区民福祉委員会傍聴記録 2000年2月17日


・場所:区役所西棟4階第三会議室
・福祉委員会は区議10名で構成されています。
・区議の円卓の外に区役所職員(主に福祉部)の席があり15名程
・審議時間は15分位でした。

稲見議長:審査をお願いしたい。

河野議員(共産党):2点お聞きしたい。去年の半ば頃に出た東京都の資料を読んだ。江戸川区 では公立52園のうち延長保育を行っているのはたった5園であり1割にも満たない。 私立は37.8%位になるのでトータルすると1/4位の達成率かと思う。都内全体では25.2%と 資料によると出ている。江戸川区公立保育園の場合は実施率が都内の平均からみても 少ない。新年度から新たに11時間開所等の計画が出ているが今の子育て世代にどれだけ 答えられるのか。延長保育についての展望を伺いたい。またもう1点だが、低年齢の子の 待機児童が全国平均からみても多いようだが、どういう状況か数値として出せるものがあるか。

執行部:延長保育実施は公立では5園であるが次年度からの11時間開所で救える部分がある。 来年度からの実施の状況をみて、延長保育についても計画していきたい。数値上では、一定の解決を 計れるものだと考えている。また待機児童は99.4で472名、2000.2現在で800名を越えている。このうち0,1,2歳児 が8割を占める。3歳児以降は幼稚園という受け皿があるから待機児童が少ないと思われる。

河野議員(共産党):繰り返しになるが、11時間開所でもちろん親は救われる部分は多いと思うが、保育者の人的配置を 含めて検討してもらいたい。また江戸川区は広い街なので、必要な地域に延長保育の実施園を増やすという対応を とるよう願いたい。東京の保育児童研究会が出した資料によると、低年齢児の待機者は江戸川区がずばぬけて高い。 江戸川区は1位、足立区が2位である。保育園に預けたいが仕方なく保育ママや保育室に預けている親もいる。そのような 子は待機児童として数えられていないのではないか。厚生省でも0歳児保育拡充を挙げているし、待機児童は 解消していかなくてはならない。園の拡充、定数の拡大などいつまでにどういう方法で行うのか。待機児解消の 将来の方針・計画をどのように考えているのか。

執行部:将来計画については必要なものであると考える。次年度は組織改正もあり計画についても強化していきたい。

河野議員(共産党):いつまでにどういう方法で行うのか、わかりやすい方法で区民に知らしめてほしい。

吉越議員(市民ネット):この陳情については多数の会派から意見が出て、審議を継続してきたが、会派の意見は 急には変わらない。第二の項目(注:公立保育園での0歳児保育の実施を求める)を中心として必ずしも意見の一致をみない。 検討努力はしているがいつまでも議論しているというのはどうか。採択項目なりを検討してはどうか。 (注:項目採択ってことですかね??2項目以外なら採択してもOKという。。。)ぜひ議長・副議長から この陳情の取り扱いについての意見をお願いしたい。 稲見議長:次回が最後の定例会となるので今回の委員会の最後に、他陳情と一括して意見を述べたい。 河野議員(共産党):今述べていただけるのではないのか。そう考えていたが。 稲見議長:最後に一括して述べる。(注:傍聴者がいると嫌なのか??) 委員長:では後程意見を述べます。これについては 次回に継続ということに致します。


江戸川WM事務局のコメント
傍聴者はみーさんでした。
会議室を出たすぐ後に、議会事務局職員から”稲見議長の話された事と結果については電話で 代表の方にお知らせします”と言われました。ということで現時点で結果がわかりません。
項目採択か趣旨採択か??取り下げ要求ってことはないと思うのですが、とにかく電話待ちです。 >お姐よろしく、って不在なんで明日以降にしてくれと伝えました。連絡先は陳情を出した代表者 じゃないといけないみたいです。