稲見議長:本日の陳情についての説明をいたします。本日は39号(江戸マムで出し直したもの)及び、35号、36号について審議を行い、その他は継続として、陳情の審査を行います。
39号は延長保育の拡大、保育情報の周知についてです。
−陳情文について読み上げ−
各委員、ご承知の通り、12号の陳情で審査を続けて参りましたが、この
12号を取り下げ、公立園での0才児保育をのぞいた部分で新たに出され
陳情です。審査をお願いします。
河野議員(共産党):12号について年間ずっと審査をしていまして、その上での
39号ですので、陳情については結論を出して採択という方向で
いきたい。
吉越議員(市民ネット):内容が前段と違ってきているが、ここにあるように核家族
では子育てに戸惑いを感じる、ファミリーサポートのよう
なネットワークを進めようとしているのか。
執行部:ファミリーサポートセンターは子供家庭部子育て支援課で新年度検討していきます。
吉越議員(市民ネット):子供が産まれて核家族化がすすむがゆえにちょっととした
熱でも不安を感じる。まわりがささえる制度作りをを中心
としてほしいが、相談センターへの相談の2.5件はしつけ
とのこと。
こうした疑問にどう対応していくかその辺りがみえてこ
ない。
執行部:既存の部分(保健所、保育園等)もあるがわかりやすくということで子育て
相談センターを開設した、どう扱っていくかは今後、連携を取ってやって
いきたい。
吉越議員(市民ネット):陳情に対する意見でるが子供をより長く保育園に預けるのは
好ましくないが女性の社会進出があって少子化問題との
ジレンマもあり、どう対応していくかが問題。
11時間開所も対応し、延長も増やして欲しいというのは
私の気持ちとは解離する、30分の延長の中で両親の方も
努力すべきだと思うがニーズに対応できない制度では
問題。思いとは別だが、採択する方向でいい。
山崎議員(自民党):内容が難しい。1項の意味がよくわからない。
稲見議長:公立保育園のすべてで延長保育を実施し、定員を増やしてほしいという
ことかと思うが。
五十井議員(生活者ネットワーク):延長を計画するにあたっては全園を検討して
ほしい。ニーズがあるかどうかを全園で対象
として計画をたててほしいということでは。
渡辺議員(公明党):内容を陳情者に確認して欲しい。
稲見議長:真意を確認します。39号については次回、継続とします。
河野議員(共産党):本陳情については前回の委員会で0才保育以外は合意し、結論を
出していこうということになりましたので、議長のいわれる継続
とはそういった意味の継続でしょうか?
稲見議長:次の委員会が最後であり、6月でないと本会議にかけられない。次の6月に
は委員の入れ替えが想定される。ここで採択してしまうと6月に構成される
委員を拘束してしまいます。従って、引継ぎで大方の意見一致をみたという
ことでこの委員会で約束し、結論を次の委員会で出すようにしたい。
河野議員(共産党):本委員会で結論を出していこうということで陳情者にも分離して
出し直してもらっている。拘束するしないは審議の経過からは
関係ないのでは?
稲見議長:約束はできないが気持ちとしては大方の意見一致を見たと申し送りするのが妥当ではないか?
区議会の慣行としてもその内容を次の委員会に伝えできるだけすみやかに
結論を出すように伝える。
河野議員(共産党):すみやかに結論を出すように申し送りの中で話されることを
お願いします。
五十井議員(生活者ネットワーク):私達は任期が切れてしまって来期の委員会のメンバー
には入れないので今期中に結論を出してもらいたかったが委員長のおっしゃる状況では
仕方ありません。ただし、申し送りをきちんとして下さい。
河野議員(共産党):文書にしてきちんと申し送りして下さい。
稲見議長:それはきちんと手配いたします。