稲見議長:では12号につき審査を開始する。その前に執行部より 報告があるようだが。
保育課長:前回の会議で広域入所についての質問だが、11月現在 委託児童(他区へ預けている児童)数は62名、受託児童(他区から 預かっている児童)は250名である。
五十井八重子区議(生活者ネット):女性が自己決定に従って生きられる、 男女平等な社会を支えるのが行政の役割ではないか。 また、少子化、高齢化社会をふまえ、労働力を確保する意味でも 女性の働きやすい社会づくりが求められる。 委託児童が62名ということであるが、決して無視できない数字であり、 かような観点からも公立保育園でのゼロ歳児保育は当然やって然る べきである。集団保育の重要性、それを希望する 親が多くいることを見過ごしてはいけない。親に選択肢を与えるという ことが大切である。核家族世帯が増え、家庭のみで子育てをするには 限界がきている。サービスの多様化が早急に求められる。 ゼロ歳児保育においては保育ママ制度があり、必要とされているのは事実だが、 それのみに頼るのはどうか? 保育ママ制度は江戸川区の目玉政策 であるが、であるならこそボランティアに依存するのはいかがなものか。 保育ママ側の身分保障も含め行政はどう考えているか?
保育課長:今の制度を大事にして今後もやっていきたい。
福祉部長:身分保障についてだが、保育ママをお願いする方々は他の 収入を得られないので、それに応じた(注:最低限生活できるという 意味らしい)収入を支払いたいという前提がある。保育ママをすることでかかる経費、 設備維持費、教育費を鑑みて今の水準ができている。区としては制度の 責任を負うので、ママは職員ではないけれど、有事の際の保険、責任について 区が担っている。園長経験者が巡回しするなど研修も区の指導のもと 行っているので単なるボランティアではない。よって運営は変わらない。
河野ゆりえ区議(共産党):保育室の父母は現在5万円保育料を支払っている。女子保護規定 撤廃により労働時間が増え、シッターを雇い9万円かかる人もいるという。 30年前とは大きく様変わりをしている、これが現実だ。公立でゼロ歳児保育を すれば、労働力確保という点から悪いことばかりではないはずだ。子育て 推進検討会(注:区職員の中間管理職の集まりで女性は1名しか 含まれていないらしい)ではどう考えているのか?
保育課長:ゼロ歳児保育については協議しているところで結論が出てない。
河野ゆりえ区議(共産党):時代に則した方向で考えて頂きたい。子育ても仕事も責任をもって やりたい女性が増えているのだから、この12号の陳情について早急に 対応して欲しい。
渡辺区議(公明党):少子化特例交付金で公立園の増設が決まって良かった。11時間 開所も始まるらしいし、保育ママもみな一生懸命だ。延長保育も少しずつではるが増やしていることは評価したい。しかしながら 問題は待機児童解消など単に施設を増設するだけで解決できないようなことで あろう。今後保育については抜本的な改革が望まれる。どのように執行部は 考えているか?
保育課長:待機児童だが、様々な理由で保育需要が高まっている。ハード面 (注:施設のことかぃ?)では対応しているが、それでは掬いあげられない部分 については子育て推進検討会(注:だから、その会はなにしとんじゃって)幼稚園での 保育なども含め検討中である。延長については、11時間開所を現在検討していて 実施されると6時半まで対応可能となる。平成12年度についてはまずは 11時間開所にて動向を見たい。
渡辺区議(公明党):執行部は保育園側の話はよく聞いているようだが、それを利用する父母の側の 実態を聞いて欲しい。預ける側の意識を把握されたし。
吉越区議(市民ネット):陳情項目だがゼロ歳児保育を除き、色々と対処できるはずだ。 ゼロについては江戸川区政の信念、行政の考えとして30年来やってきた。 今後の区政の在り方をどうするか、各会派がどう考えるか決定すべき。 委員長から図って早急に審査の結論をだすべきだ。
議長:ゼロ以外については主旨に沿う方向になるがゼロ歳児保育については コンセンサスが取れない。これについては今一度話し合った上で、図って 行きたい。
八武崎一郎区議(自民党):他の区からすばらしい保育をしていると研修に来るほどの 質を誇る江戸川保育行政をこの陳情者は「他区へ転出者が出ないよう」 などと著しく不当な評価を下している。このような陳情者の言うことを聞くのは いかがなものか。正副議長はこの陳情者と会って、取り下げを検討すべきでは ないか。
五十井八重子区議(生活者ネット):これは父母の生の声です!!
河野ゆりえ区議(共産党):署名が2300名もある陳情をそんな軽々しく!!
八武崎区議(自民党):(タバコをプカーっとくゆらす)(爆爆)
稲波議長:(五十井、河野区議を制しつつ)言いたいことはわかる。それに会派の 意思統一が行われなければ取り下げもできないことだ。 では、この件は継続にする。
あと、江戸川区からの保育移民や、”保育行政がいまいちだから転入止めよう”って
引っ越してこない人がいるのは事実ですよね。
2ヶ所以上預ける(保育園+保育ママ)のはとても大変だから2人目は他区で引っ越してから産む
という家族や、学童が5時までしかなくて心配だから引っ越すって家族、私の周りだけでも何件か聞くんで
、年間にはこの何十倍もいるんでしょう。江戸川区が引っ越す区民に行ったアンケート調査
(3年位前のやつかな)でも”保育が充実していないから”ってポイント高かったと思います。
(ワークマムにいるとメールで引越し先の相談を受けることが多いしねえ。。。)
ぷにたさんコメント
区の委員会はおろか、学校の生徒会とか委員会とかにも縁遠かった(爆)私にとっては、
あの雰囲気はなかなか新鮮でした(いろんな意味で(笑))。また、多くの区議さんとお会いする機会もあり、何か違う世界を
垣間見たようで、勉強になりました。
...禁断の扉を開くとそこは...
タバコの煙で霞がかかった、江戸川区の保育行政にも似た劣悪環境があった ...
って、おいおい!!(^^;)
次回の委員会は12月2日(予定)だそうで、行けるようならまたぜひ行きたいと思っております。
それにしても、次回の委員会では会議中は禁煙になるらしいからともかく、
役所の待合所くらい、せめて分煙化しろ〜!!ってんだ、全く。
お姐コメント
ゆっきーさん、ぷにたさんのご報告の通り、昨日も昨日とて懲りずに行ってきました区民福祉委員会!!
ニンピーのぷにたさん、わたQさん、子連れのゆっきーさんと私の大所帯での傍聴でした。
我々の陳情につき、質疑はないかとの議長の言葉があって、しばしの沈黙。
これはマズイと思っていたところ、生活者ネットより「女性が自分の意志決定により生きられる
社会づくりを」という話から我々の陳情の正当性を訴えがあり、共産党がそれに続き、
また市民ネットも基本的には賛成として「とにかくゼロ歳児保育については30年も俎上に載ってきたこと。
早急に審査すべきだ。議長はそれについて手配を」とステキな提案をして下さってほっとしたのも束の間。
出ました!自民さんからのキョーレツなご意見。我々の陳情の主旨はわかると誉め殺しした上で
「陳情書の中で、他の区へ転出する家族が出ないように、という下りがあるが、これは江戸川保育行政を著しく
バカにしている。他の自治体から研修にくるらいの(お姐注:どこの自治体じゃ?!少なくとも品川区や調布市
じゃないわいな。)保育水準を誇る江戸川保育行政をこのように罵倒するような団体の陳情を聞くのはいかがな
ものかと考える。正副議長は陳情者と会って(ここにおるわい!!)よく確認の上、取り下げを考えてもらいた
い!!」ときた!!私も腸が煮えくり返りそうでしたが、生活者ネット、共産党の両区議が間髪入れず反論して
くれようとしたところ議長が「取り下げは各会派の考えもあるので一概にできないものだ。きちんと議論の上コ
ンセンサスをとるべきだ」とまとめてくれました。ほっ。まーさすがにこの自民のセンセイは「私の意見として」
とおっしゃってましたが....WMが妻でも嫁でもない、見たこと無い人にはヒトゴトなんだよねー。だったら
逆に横やりも入れずほっといてもらいてぇーー!!
と、まぁ結局継続になったんですがね。傍聴者がいないともっと暴言が出そうなので次回も行きまっせ!!
こぞって参加くださいまし!!
さて、その後、区議控え室にワークマム恒例の(?)挨拶周りをいたしました。
保育課にも行ってウロウロしてたら結局半日近く区役所にいることになってしまいました。
個人的にお会いすればとても親切な区議の皆様。
区議って区民の代表ですので、保育問題だけでなく町の中で気になる事があれば
遠慮なく電話してもいーんですよ。区議によっては一般区民の意見が案外届かないので
連絡してくれると嬉しいという人もいます。システム化された近代社会においては区議はいわば
昔で言う、町の長老とか大家とかご隠居的な存在かもしれません。清き一票を投じたのだから皆で
活用(?)しない手はありませんよーー!
9時半に待ち合わせ役所を出たのは午後2時。遅蒔きながらのランチをとりました。
疲れたけれど、とっても楽しかった1日でありました。