保育園と保育ママを考える
ここでは、保育園と保育ママのメリット・デメリットについて
考えてみたいと思います。
どちらにもいえることは、
保育者が信頼できる人であるなら親は安心 ^o^
逆に信頼できないと不幸!! ;_;
ってことですね。
以下、検証してみましょう。
1.保育園のメリット
- 子供の数が多く、集団で遊べる。社会性がより育ちやすい。
- 子どもなりの縦関係が自然にでき、一人っ子の親には貴重。上のクラスの子が下のクラスの子の面倒をみたりしている。
- 親同士が知り合いになり、地域社会でのつながりが持てるかも。
- 園庭があり、大きな遊具がある。
- 保育士が多いので”誰も全く子供をみていない”ということは発生しない。
- 担任の保育士が休んでも、同じクラスの顔馴染の保育士が保育してくれる。
- 保育士側の都合で親が休みを強いられることはない。
- 給食、おやつがでる。(働く親にはありがたい!!)
- 転園しなければ、0歳から6歳まで同じ園で生活でき、環境に慣れ親しむことができる。
2.保育園のデメリット
- 世帯年収によっては親の払う保育料が高い。(例:認可保育園では0歳児では収入により0円ー5万円台と保育料が異なる)
- 低い月齢の子が集団保育の為伝染病にかかりやすい。
- 月齢、体調により離乳食を個別につくる対応を園がする必要がある。(1歳児からの受け入れ園よりもより手間がかかる)
- 0歳児保育は保育者1人に乳児3人以下という基準があり、多くの保育士が必要なので人件費がかかる。
- 0才児保育を行っていない園が新たに始める場合は、部屋の確保、他の年齢の定員を減少させなければならないなどの問題が発生する可能性がある。
3.保育ママのメリット
- 個人対個人のミニマムな関係なので、特に保育する乳児が1人のみの時期、より細かい配慮をしてもらえるかもしれない。例えば微熱のある軽い風邪の時個別の相談で預かってくれるかもしれない。(最終的に冬になると殆どの保育ママは2人以上を抱えるので複数になったら無理であるが。特に1月以降は利用者から”ぜひこの人にお願いしたい”という希望があり応じた保育ママでは3人抱えている例もある。)
- 家庭で育てるので、乳児を家庭で日中も育てたいと願う親にはよい。
- 行政からみると、設備面の投資、人件費が少額ですむ。
- 親が支払う保育料が基本月額料17000円(内訳等は江戸川区の現状(保育ママ)を参照のこと)で所得の多い親からみると低額である。
- 集団保育でない分、重い伝染病にかかりにくいかもしれない。(但し兄弟がいると変わらないようだ)
- 保育ママ、及び同じ保育ママに乳児を預けている親と親密な関係になれるかも。
4.保育ママのデメリット
- 1人で1人ー3人をみているので、保育中保育者に何かあった場合(病気による発作等)保育している乳児への対応をどうとるのか。
- 保育ママが休暇をとる場合は基本的に親が休むなどの対応をすることになっている。
(どうしても親の都合がつかない時は、他の保育者の代替保育を区で紹介してくれる、しかし全く初対面の保育者に預けることになる、代行者がみつからなければ親が結局手配する必要がある)
- 乳児の食事、布団、シーツ、タオル、食器等を親が用意するのが前提。(保育ママによっては、一部保育者側で用意してくれる場合もある)
- 保育ママにより、保育内容(質)がかわる。散歩時間、着替え、おむつ替えの回数等。人により資質・環境の落差が大きく、第三者の目がない。
- 将来殆どの子どもは保育園へ入るので、また新しい環境に対応するための慣らし保育期間が生じる。
5.保育ママと保育園の両方に子どもを預けている場合のデメリット
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複数の子を別々の場所に預けている場合、送り迎えの手間も2倍(あるいはそれ以上)かかる。親は時間に追われて余裕のある対応が保育者にできない。
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